オランダのアムステルダム生まれで、同国の最難関アムステルダム大法学部1年に在学中の日蘭ハーフ、真理子フロレンティーナ(17)が、日本での芸能活動を開始した。2年前の夏に故郷の東京に帰省した母と一緒に帝国ホテルのカフェにいたところを、フリーアナウンサー生島ヒロシ(70)にスカウトされた。若さと美しさと知性を備えたグローバルな新星に聞いてみた。

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日本語、オランダ語、そして英語が堪能。幼い頃から1年に2回は日本に来て、日本文化に親しんできた。

「東京は、人が多くてすごいですよね。あとテクノロジーが、すごく発達しているイメージがあります。日本のアニメは小さい時から見ていて大好きです。『ちびまる子ちゃん』や『ドラえもん』を見ていました」

8年前に半年間、日本に滞在した。

「朝ドラの『あまちゃん』を楽しみに見ていました。朝、時間がないので録画して。あと、背がスッと高い杏さんが出た『ごちそうさん』も見ていました。自分と同年代の芦田愛菜ちゃんに憧れていて、おばあちゃんに出演したドラマを全部録画してもらっておいて、日本に来た時の楽しみにしていました。自分と同じ子供なのに、演技がうまいなと思ってました。あと、一緒に出ていた鈴木福君も好きです」

自分と同じハーフタレントにも憧れる。

「ローラは、すごい好きです、明るくて、楽しくて。あと女優の宮沢りえさんが、自分と同じ日本とオランダのハーフと知って好きになりました。オランダでは台湾人の友達もいるし、移民も多い、オランダ人でもミックスの人とか。普通の学校でもイタリアの血が入ってる子とが、スペイン人とか結構インターナショナルな感じですね。ヨーロッパの国は地続きで、その中でいっぱい動いている感じですね」(続く)。

◆真理子(まりこ)フロレンティーナ 2004年2月20日、オランダ・アムステルダム出身。アムステルダム大法学部1在学中。趣味は乗馬、旅行、バレエ、料理、バイオリン、絵画。165センチ、B78-W58-H82センチ。