18日に札幌市のホテルで35歳の若さで急逝した女優神田沙也加さんが21日、同市内の斎場で荼毘(だび)に付された。同日、沙也加さんのホームページが更新された。

同事務所の蒲池光久社長が「平素より私共、並びに神田沙也加をご支援いただき、ありがとうございます。先般のご報告以降、神田への温かいお言葉を頂戴し、これまでのご支援も含め、改めて深く感謝申し上げます」とし、「本日、ご親族のご希望により、密葬という形で家族にて葬儀を執り行わせていただきましたことをご報告申し上げます」と報告をした。

また、「警察による詳細な検証の結果、事件性はなく、転落による多発外傷性ショックが死因であるとの報告を受けました。転落の原因につきましては、神田本人の名誉と周囲の方々への影響を踏まえて公表を控えたく、お含みいただけましたら幸いです」と死因を報告したが、原因については公表を控えた。

その上で、「私共は神田との突然の別れに混乱しながらも、その事実と向き合い、神田を守れなかったという責任を真摯に受け止めております」とし、「神田の逝去に関して様々な報道がなされると同時に、ご心配のお声も頂戴しております。このような事態となりましたことを、お詫び申し上げます。なお、ご親族やご友人のプライバシーに関わるような記事の掲載、過剰な取材行為、インターネット上での根拠のない誹謗中傷に関しまして、お控えいただけますよう改めてお願い申し上げます」と過剰な取材や誹謗(ひぼう)中傷などを控えるように要請している。

 

 

◆主な相談窓口

 

・いのちの電話

 

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