26日の放送をもって、日本テレビ系長寿演芸番組「笑点」(日曜午後5時30分)を卒業する落語家林家三平(51)がこの日午前、都内で、フィットネスクラブを運営するRIZAP(ライザップ)によるボディーメーク後の姿を初披露した。

仕事や育児により健康を意識する時間が無くなり、肥満体形になっていたことに危機感を抱き、ライザップのボディーメークに挑戦。約4カ月で18・6キロの体重減少に成功した。

引き締まった体、顔つきの三平は「(やせた18キロは)5歳のせがれが同じ体重。その分が取れた。これが体に付いていた。よくとれたな。甘ちゃんとか、2世とかいろいろなことを言われて、何もできないんじゃないのっていわれていたけれど、自信が持てる」と笑顔を見せた。

ボディーメークを始めた理由は、「父親としての威厳を保つため」と明かした。「カミさんからは雪だるまとかいろいろなことを言われ続けていた。コロナ禍で家の中にいてどんどんふくよかになって、気持ちもふさぎ込んでいた」と説明した。

トレーニングによって気持ちが前向きになったといい「今年のはじめの頃は顔が暗かった。どんどん明るくなっている」と精神面での好影響も語った。

三平は、春風亭昇太が桂歌丸さんに代わって司会になったことに伴い、番組50周年にあたる16年5月29日の放送から「笑点」に出演。今月19日の番組内で卒業を明かした。今日26日放送回が最後の大喜利出演となる。