NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第57話が21日に放送された。朝の情報番組「あさイチ」も朝ドラ受けした。

※以下ネタばれを含みます。

この日のあらすじは、錠一郎(オダギリジョー)のレコーディングやライブが延期になったという知らせが届き、不安に襲われるるい(深津絵里)。様子を聞こうと手紙を出すものの、返事は返ってこない。錠一郎は芸能事務所の社長令嬢・奈々(佐々木希)と病院を回っていたが、不調の原因はわからなかった。錠一郎は日常生活には支障がないが、トランペットを吹こうとすると体がうまく動かなかった。

トミー(早乙女太一)の元には、錠一郎と東京での面倒を見ている奈々が2人でしょっちゅう出かけているらしいといううわさも届いた。そんな中、突然錠一郎が大阪に帰ってきた。そしてバッタリるいと会ってしまう。さらに、心配した奈々も錠一郎を追ってやって来た。錠一郎は「(うわさは)ホンマや。奈々のことが好きになった。お前とは終わりや」とるいに話してしまう。

錠一郎の衝撃の一言に朝ドラ受けしたあさイチMC陣も騒然とした。博多大吉は「あ~あ」と残念そうな表情。鈴木奈穂子アナウンサーは「何でそんなこと言っちゃうんですか。もう…」と頭を抱えた。博多華丸は「嫌いにさせるなんて、優しさでも何でもないからね」と読み解いた。鈴木アナも「傷つけちゃいますよ。もう…」と応じた。大吉は「これで週末ということで」と締めくくった。華丸の言う通り「モヤモヤする」週末となりそうだ。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。