NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の24日に放送された第58話の平均世帯視聴率が17・7%(関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高記録は第39話の17・9%だった。

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同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。

あらすじは、るい(深津絵里)は、東京から帰ってきた錠一郎(オダギリジョー)の口から信じられないような言葉を聞き、大きなショックを受けた。そんなるいをクリーニング店の平助(村田雄浩)と和子(濱田マリ)が気遣う。そんな時、東京からきた笹川奈々(佐々木希)と一緒に歩く錠一郎の姿を見かけたトミー(早乙女太一)は錠一郎を問い詰める。トミーを介して真実を知ったるいは錠一郎の元に駆けつけた。「何で言ってくれなかったんですか。一緒に苦しみたかった」と迫った。錠一郎は「僕といたらあかん。不幸にしたくない」と言う。るいは「何が私の幸せか勝手に決めないで」と話した。

その後、店を訪れたベリー(市川実日子)に、るいは「ジョーさんと幸せになることはあきらめない」と宣言した。