阿部寛が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「DCU」(日曜午後9時)の第2話が23日、放送され、女優中村アン演じる成合隆子とフェルナンデス直行演じるロドリゴ・サンチェスの事件の行方が話題になっている。

同作は、海上保安庁に新設された架空の組織「DCU(Deep Crime Unit)」という水中事件や事故の捜査を行うスペシャリスト集団、通称“手錠を持ったダイバー”の物語。ハリウッドの大手制作プロダクションと、カナダを中心とした制作会社、TBSの3社で共同制作するオリジナルドラマ。

第2話では、変死体が発見された北能登の港へ向かうDCUメンバー。殺害されたのは密猟者と戦う地元漁師のリーダーだった。漁師たちが「犯人は密漁グループの連中に違いない」と騒ぎ立てるのをよそに、新名(阿部)は地元刑事の坂東(梶原善)と共に捜査に乗り出す。

現場となった場所には水産物の研究所を建てる計画があり、ロシアから政府高官が視察に来る予定が5日後に迫っていた。5日以内に事件を解決するよう命じられた新名は早速、西野(高橋光臣)たちに日本海に沈む遺留品を探すよう指示を出す。そこへ地元の市議会議員・岡部(古田敦也)が現れる。

物語のラストでは、事件の容疑者だと思われていたサンチェスの無実が証明されたものの、なぜか証拠品を奪って逃走するという展開で幕を閉じた。

放送後には、「サンチェスいい人じゃんって思ってたのに、その後どとうの展開!」「見どころが多すぎるドラマ」「隆子さんどうなっちゃうの?」などSNSで3話への期待を寄せる声があがった。