吉本興業は25日、お笑いコンビ、COWCOWの善し(47)、プラス・マイナスの兼光タカシ(43)、4人組男性ダンス・ボーカルグループOWVの本田康祐(26)、中川勝就(24)、佐野文哉(24)が新型コロナウイルスに感染したことを発表した。

善しは23日夜に発熱し、24日に病院でPCR検査を受けた結果、25日に陽性と診断された。相方の多田健二(47)は善しの発熱に伴い、24日にPCR検査を受けた結果、陰性だった。

兼光は25日に発熱し、病院でPCR検査を受けた結果、陽性と診断された。相方の岩橋良昌(43)は現在のところ、体調に異常は認められていないという。

本田は21日夜に発熱し、22日にPCR検査を受けた結果、陽性と診断された。中川と佐野は22日夜に発熱し、23日にPCR検査を受けた結果、陽性と診断された。残るメンバーの浦野秀太(24)は23日にPCR検査を受けた結果、陰性で、現在のところ、体調に異常はないという。感染者は全員、保健所の指導のもと、療養する。

吉本興業では所属芸人らの感染が相次いでおり、この日だけで千原ジュニア(47)、上方よしお(69)、ハイキングウォーキング鈴木Q太郎(47)、スーパーマラドーナの武智(43)、男性ブランコの浦井のりひろ(34)の感染を発表している。

同社は「当社グループは引き続き、お客様、所属タレント、お取引先の皆様、社員の安全確保を最優先に、保健所をはじめとする行政機関、医療専門家の指導のもと、新型コロナウイルスの感染予防、拡大防止に努めていきます」としている。