Hey!Say!JUMP八乙女光(31)が29日、NHKラジオ第1「らじらー!サタデー」に出演し、左耳の突発性難聴の治療に専念するため一定期間活動休止すると発表した。関係者によると入院はしない予定という。4月上演の主演舞台「こどもの一生」は降板する。

番組終盤で「先月の12月に突発性難聴になってしまいました」と報告。テレビの収録中にめまいと耳鳴りがしたといい、眠れないほど耳鳴りが続いたため、病院に行き突発性難聴と診断されたという。複数人がしゃべっている状況では誰が何を話しているのかわからなくなるなど、バラエティー番組や音楽活動への支障が出てきたという。

回復状況や今後控えている仕事に万全の態勢で臨むため、この日の同番組をもって活動休止する。「寂しい思いや悲しい思いをさせてしまうことはとても悔しいです」と心境を吐露。「必ず元気な姿を見せたいですし、みんなにまた会いたいので、今は完治するお時間をください。待っててもらえるとうれしいです」と呼び掛けた。

番組終了後、所属するジャニーズ事務所の公式サイトでもあらためて活動休止が伝えられた。Hey!Say!JUMPメンバーからも「これからも長い時を共にする仲間ですから特に期限を決めずにしっかり休んで治療に専念してほしいと思います。いきなりボケがいなくなるのは寂しいですが、、、。」などとコメントが寄せられた。グループは当面の間7人で活動するが、メンバーたちは「心はいつでも八乙女光がいるHey!Say!JUMPです」とした。

◆八乙女光(やおとめ・ひかる)1990年(平2)12月2日、宮城県生まれ。02年ジャニーズ事務所入り。07年11月Hey!Say!JUMPとしてCDデビュー。日本テレビ系「ヒルナンデス!」火曜レギュラー。175センチ。血液型O。

◆突発性難聴 突然、聴力を失う病。内耳などに障害が生じる感音性難聴の一種と考えられているが、原因は不明で確たる治療法もない。難聴であると気付かずに治療が遅れるケースも多い。症状は「音が異常に響く」「二重に聞こえる」「音程が狂う」「平衡バランスが乱れる」など。芸能界ではKinKi Kids堂本剛、浜崎あゆみ、スガシカオ、エレファントカシマシ宮本浩次、サカナクション山口一郎らも過去に患っていることを明かしている。