俳優横浜流星(25)と佐野勇斗(23)が1日、都内で行われた出演映画「嘘喰い」(中田秀夫監督)の学生限定試写会サプライズイベントに出席し、質問にも応じるなどして学生と交流した。

2人の登壇は事前に知らされておらず、サプライズで登場すると会場からは大きな歓声と拍手が巻き起こった。質問コーナーでは、佐野が横浜の「キュンとした行動」を聞かれ、「一緒にうなぎを食べに行ったら、いつの間にかお会計が終わっていた。スマートにやるところがキュンときましたね」と明かす場面も。横浜は照れ笑いを浮かべつつも「(佐野が)後輩なので、そこは」と謙虚に振り返った。

質問は続き、横浜は中学2年の女子学生から「挑戦する勇気がないので応援してもらいたい」とリクエストを受けた。横浜は「挑戦してほしいですね。ずっと立ち止まっていることの方が怖いことだし、あの時こうしておけばよかったという後悔をしてほしくない。失敗しないと成長しないので。たくさん失敗して、成功の道を切り開けることを僕は祈ってます」と真剣に答えた。女子学生が涙しながら「いつも流星君に救われています」と話すと、「その言葉に僕も救われました」とクールに返答。これには佐野も「何、この100点満点の空間。感動した」と目を丸くしていた。

今作は横浜演じる天才ギャンブラーの主人公、斑目獏が、日本の財政界、裏社会を支配する会員制の闇ギャンブル倶楽部「賭郎」で凶悪なイカサマ師たちに挑む物語。サプライズ登場から学生との交流までを終えた横浜は「みなさんの喜んだ顔が見られて良かったですし、やりとりもできて、濃密な時間を過ごすことができました」と笑顔で振り返っていた。