俳優成田凌(28)が主演を務める日本テレビ系連続ドラマ「逃亡医F」(土曜午後10時)の第5話が12日放送され、平均世帯視聴率が7・3%(関東地区、速報値)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は3・9%だった。

前週5日放送の第4話は平均世帯視聴率7・2%、個人視聴率4・2%だった

同作は男性向け漫画雑誌、プレイコミック(秋田書店)で連載されていた同名漫画が原作で、脚本は同局系ドラマ「あなたの番です」などを手がけた福原充則氏。主演の成田演じる天才外科医、藤木圭介は、ある日、研究医で同僚だった恋人を病院屋上から突き落として殺したぬれぎぬを着せられ、指名手配犯となってしまう。そこで恋人の死の真相を究明するため、地位と名前を捨てて「鳴海健介」と名乗りながら逃亡生活を開始。わずかな手術道具しかない中、出会った患者たちを次々と救いながら生活を続けていくという物語だ。

第5話では、犬のジェシカの命を救った後、警察の追跡を逃れて八王子にたどり着いた藤木(成田凌)。彼は、長谷川(桐山照史)に連絡して2日後に都波教授(酒向芳)が参加するシンポジウムが帝都医大で開かれると聞き、シンポジウムへ行く決意をする。

2日後まで身を隠す場所を探していた藤木は、廃虚となった団地を見つける。

団地の一角でひそかに営業する外国人向けの食料品店で食料を買った藤木。その後、一眠りすると、食料品店から後をつけてきた女性・チュンヤンにカバンを盗まれそうになる。藤木が目を覚まし、逃げるチュンヤン。藤木は、彼女の足にチアノーゼが出ていることに気付く。血管か循環器系の疾患を疑って藤木が診察しようとするものの、チュンヤンは逃亡。チュンヤンを追いかけた藤木は、彼女の仲間の外国人たちに囲まれ……。藤木はその外国人グループとかかわっていくことになる。