NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」（月～土曜午前8時）の第87話が4日に放送された。情報番組「あさイチ」のプレミアムトークには、同ドラマで五十嵐文四郎役を務める本郷奏多（31）が生出演した。

ドラマで本郷は大部屋俳優の五十嵐を演じる。2日の放送では、ヒロインひなた（川栄李奈）を抱きしめ「ちゃんと毎日顔見せろ。寂しいだろ…バカ」とつぶやく。このシーンは大きな反響を呼び「五十嵐くん」「ひなたと五十嵐」がツイッターでトレンド入りした。

川栄はあさイチにVTR出演し、本郷について語った。

「一番最初に本郷さんが無愛想な男で出てくる顔が本当に忘れられない。『引き算はできるんだ』、グサグサ刺さりました。うっわー、すっごい無愛想だって」と回転焼き屋での出会いのシーンを振り返った。

また、本郷の演技について「顔のリアクションが上手。びっくりする顔、怒った顔、不機嫌そうな顔っていうバリエーションがすごい。眉毛の動きだったり、目の動きなどを本郷さんに寄せたこともあって、すごく参考になりました」と話した。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。