千原ジュニア(47)が主演するカンテレのスペシャルドラマ「新・ミナミの帝王」(22日午後7時、関西ローカル)に元乃木坂46の女優若月佑美(27)の出演が決定した。

ジュニアが演じる主人公で「ミナミの鬼」と恐れられている大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎と、大東駿介演じる銀次郎の舎弟・坂上竜一のコンビを中心に、欲望とカネに翻弄(ほんろう)される人々の姿をスリリングに描いたヒューマンドラマ。

若月が演じるのは、前作に続き、銀次郎と竜一が行きつけの喫茶店「エリエート」のウエートレス・薄井翠。今回は、翠の「ある過去」が明らかになるとともに、物語のキーパーソンとして意外な形で銀次郎たちをサポートしていく。

続投決定について、若月は「この場所に戻ってきて、すごく懐かしい感じもしましたし、とてもうれしかったです」と喜び、1年ぶりとなるウエートレス役について、「やっぱり緊張しますね(笑い)。でも、ジュニアさんが右利きで、大東さんは左利きということを忘れずにカップを置けたので、記憶力をほめてあげたいなと思いました」と笑顔でコメント。

さらに、「今回は翠のセリフや行動で物語が大きく動く役どころだったので、とても責任を感じました。こんなに作品の核心について説明する役は初めてだったので、個性際立つ場面があることをうれしく思いましたし、大きな挑戦を乗り換えるために前回以上に気合を入れました」と話した。

今作については、「政治とお金を絡めて一見難しそうなお話ですが、忘れかけていた人と人との繋がりや温かさに気づかされる作品です」とアピールし、「今回もギリギリを攻めた内容になっていますので(笑い)、ぜひ楽しんでいただけたらと思います」とメッセージを寄せた。