NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第101話が24日に放送された。

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※以下ネタばれを含みます。

あらすじは、すみれ(安達祐実)の離婚を知り、ひなた(川栄李奈)が胸騒ぎを覚えているその頃、そば屋「うちいり」を訪れた一恵(三浦透子)は、酔ったすみれをやさしく介抱する榊原(平埜生成)の姿を目撃する。ショックを隠せず、涙ながらに「大月」へ駆け込む一恵。すみれを背負いながら、後を追ってやってきた榊原が必死に事の経緯を説明しても、一恵は耳を貸そうとしない。そんな、一恵に榊原は「毎朝、一恵ちゃんのお茶が飲みたい」とプロポーズした。

るい(深津絵里)がアメリカから帰国したが、母・安子(上白石萌音)の大きな情報は得られなかったことをひなたに明かす。そして条映映画村にハリウッドの撮影班がやって来る。ひなたが映画村の案内役となり、一団にあいさつする。

るいがアメリカで“歌手デビュー”したことが明かされた。トミー(早乙女太一)と錠一郎(オダギリジョー)のステージのオープンマイクでるいが歌唱。るいは「酔っぱらってたんや」と振り返る。ひなたは「サニーサイド? やっぱりな」という。「おばあちゃんに向けて歌ったんやろ。届いたらええな、いつか」という言葉に、るいはうなずく。るいと母・安子の距離がさらに縮まったことを示唆するシーンだった。安子のアメリカでの情報については、ロバートがシアトル出身だったということ以外、収穫がなかったこともわかった。

ツイッターでは「ひなた、いい娘に育ったね。るいの気持ちを吐き出させてくれた。安子ちゃんにいつか会えるといいなあ」「ひなたが優しい。ひなたの素直さはみんなを笑顔にする。素直に感謝や励ましを口に出すの、真似したい」「アメリカでサニーサイド歌ったるいちゃん。いつかおばあちゃんに届くといいなというひなたちゃん。ひなたちゃんの正直で真っ直ぐなところにるいちゃんは救われて癒されてる」「オープンマイク見たかったー」「るいちゃんの酔って歌う『sunnyside』聴きたい…『サッチモちゃんは度胸あるからなぁ』トミーは昔からよく知ってるよね」などとコメントが並んだ。

同作は昭和、平成、令和と時代が流れる中、ラジオ英語講座とともに歩んだ祖母、母、娘と3世代のヒロインを描き、舞台は京都、岡山、大阪。1925年の日本でのラジオ放送が始まった日、岡山で生まれた少女、安子のドラマから描かれる。大正末期からの岡山編は上白石萌音、昭和30年代からの大阪編で深津絵里、昭和40年代からの京都編は川栄李奈が演じる。