歌手和田アキ子(72)が9日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜午前11時)に出演。親交があった安倍晋三元首相が奈良市で街頭演説中に銃撃され、死去した事件に強いショックを受けていることを明かした。

和田はこの日、番組冒頭で安倍氏が死去した事件に言及。「え? 日本で…っていう感じですね。日本はすごい安全な国っていうイメージがあったのに。こういう神話みたいな話はもう崩れるでしょうね」と話した。

そして「ショッキングなのは、映像で犯人が普通に映ってるんですよね。安倍さんが演説している時に。現役の政治家ですからね。こういうことしてると、選挙演説ってちょっとこれから考え直さなきゃいけないですよね。政治家が、自分の近いところにいるって感じる機会なのに、こんなことがあるっていうのは残念で」と続けた。

安倍元首相とは、父親の安倍晋太郎さんとともに交流があったという。和田は「私、安倍さんは昔から、そんなに知り合いじゃないですけど、仲良しっていうか食事するところがよく一緒なので、よく話したりしていたし、お父様の安倍晋太郎さんにもかわいがっていただいたりしてて、とっても気さくな人だったので。昨日ショックで、今日”生放送やれるかな”っていうくらい私はひきずっているんです。日本でもこんなことがあるんだって」と心境を述べた。

そして「本当に謹んでお悔やみを申し上げますけど、いつも通りの放送になればいいと思ってます」と話した。