投資トラブルが報じられ、活動休止状態となっているTKO木本武宏(51)がMCを務めていたKBS京都の生情報番組「週末情報ライブ キモイリ!」は、23日で突然の放送終了となった。最終回に木本の姿はなく、視聴者から番組への感謝と終了を惜しむ声が届けられたが、木本からのメッセージはなかった。

エンディングでは、木本と進行の相棒を務めてきたフリーの去来川奈央アナウンサーが、普段通りの声のトーンで「お知らせがあります」と切りだし、番組の終了を報告。「今日の放送をもちまして、最終回を迎えることになりました」と伝えた。

番組は土曜午前の生ワイドとして、19年4月にスタート。京都・滋賀を中心に、大阪も含めた地域情報を届けてきた。去来川アナは「3年と4カ月、ありがとうございました。京都から生放送でお届けできたこと、幸せに思います」とあいさつした。

その去来川アナは、冒頭でも、「今日は木本さんお休みです」とだけ言い、木本の欠席を伝えていた。続いて、代役MCに入った木本の事務所の先輩でもある森脇健児(55)を紹介。森脇は「はい! 今日はね、もう、素直、謙虚でいかしてもらいます」と、大きな身ぶり手ぶりでスタートした。

京都に近い大阪府枚方市の出身で、京都の洛南高校に通っていた森脇は「今日は京都は祗園祭りですけど」と時事ネタを振りつつ、この後、自身は同局ラジオでも番組があることから「キモイリ健児でいかしてもらいます!」とハイテンション。ただ、森脇も、木本の件には触れずに、ロケ先へ話を振った。

同局は、木本の投資トラブルが21日に発覚し、同局は「複合的な理由」として、急きょ、23日での放送終了を決めた。木本が最後に出演したのは7月2日で、9、16日は欠席していた。

もともと、30日は高校野球中継の予定で放送予定がなく、8月6日以降は新番組をスタートする。

新番組は、杉浦太陽がMCを務める「サニータイム」で、同じく生ワイド情報番組となる。