新型コロナウイルスに感染して全国ツアーを一部延期していたシンガー・ソングライター山下達郎(69)がTOKYO FM「山下達郎の楽天カード サンデー・ソングブック」(日曜午後2時)に出演し、回復を報告した。

山下は冒頭、「コロナにかかってしまいました。10日間ず~っと、『う~』とミノムシみたいにやっておりまして、おかげさまでよくなりました。熱も落ち着きました。せきも止まりました」と報告した。

先月の札幌、岩手、福島の計4公演を延期したことについても「4本延期になってしまいました」と触れ、「今、代わりの日を調整中でございます。誠に申し訳ございません」と振替開催を準備中であることを告知。「全国的に爆発しており、誰がかかってもおかしくありません」と話すと、「私の場合は、今年入りまして、レコード制作、それに続くプロモーション、リハーサル。いつもこれ、老人虐待と申し上げております。その疲れが出たんだと思います。東京のNHKホール終わって、みんなで食事しても、僕以外は誰も感染していない。僕ひとりが陽性になってしまった」と振り返った。

その上で「でも、おかげですごく休めました。今年に入って初めて休めました。パソコンで映画見たりして、少し、心機一転ですね。ホンネを申し上げて、とっても休めて、心身共にリフレッシュしました」と復調をアピール。「人によって症状が違います。私の場合、普通の風邪より軽いような感じでありました。人によっては高熱が出る方もいらっしゃいますし、とにかく全国的に、はやっておりますので、くれぐれもお気を付けください」と注意を呼びかけた。

同番組の前2週は山下が感染前に収録したものを放送。「番組の方にも復帰しました。幸運なことに、すごく前倒しで2本録っておりましたので、番組が飛ばなくて済みました。前倒しで録っている時、ちょっとおかしいかな、という感じがしたんですけど、それでも何とか録りまして、また復帰でございます」とし、「1556回目の『サンデー・ソングブック』でございます。コロナにもマケズ、雨にもマケズ、暑さにもマケズ、納涼リクエスト大会、パート4でございます」と宣言すると「シャバに復帰してきた、山下達郎がお送りします。たくさんたくさんたくさん、お見舞いのお便りいただきました」とリスナーへ感謝を込め、「高気圧ガール」からオンエアをスタートした。ツアーは5日から再開している。