今年1月に脳梗塞を発症し5月に退院、現在もリハビリ治療を続けている落語家三遊亭円楽(72)が11日に東京・国立演芸場の8月中席公演で復帰した。高座に上がるのは約6カ月半ぶり。

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三遊亭円楽これまでの闘病

▼肺がん 18年に初期の肺がんを発表。10月に手術を受け、8日間入院。退院翌日に高座復帰

▼脳腫瘍 19年に公表。7月18日から入院。放射線治療やステロイド投与などを受けた。8月11日初日の国立演芸場中席には病院から通って出演。同19日に退院

▼脳梗塞 22年1月25日に入院、5月20日に退院。7月22日の「三遊まつり」で報道陣の前に姿を見せた。8月11日高座復帰

▼大腸がん 本人によると「ずいぶん昔」。ごく初期のものが内視鏡検査で見つかった