フリーアナウンサーの大橋未歩(43)が11日夜、インスタグラムを更新。「映画『冗談じゃないよ』に出演させていただくことになりました」と発表した。同作は、俳優デビューして8年の海老沢七海(30)が「人生初の主演に挑み、代表作を残す」という目標を掲げて進めてきた自主製作映画で、製作に向けたクラウドファンディングも行われている。

大橋は、テレビ東京時代の10年に、同社と吉本興業が製作した映画「お墓に泊まろう!」でアナウンサー役を演じたものの、今年1月9日にテレビ朝日系で放送されたドラマ「必殺仕事人」で代官所手代の妻役でドラマに初出演した。その後

「去年アナウンサー歴20年目で初めて演技の仕事をいただき『必殺仕事人』に出演しました。それを契機に出来ることなら演技の準備をしたいという思いで、ワークショップに通って参りました」

と、演技を学んだと明かした。

「武正晴監督、大崎章監督、野尻克己監督、太田信吾監督、久万真路監督、古厩智之監督、松岡周作プロデューサー、金子修介監督、熊澤尚人監督(参加した順)どの監督も熱意を持って向き合ってくださり有難うございました。その都度ついていくのに必死でしたが、演じることの難しさに魅せられていきました」

その上で

「今回出演させていただく映画『冗談じゃないよ』の台本を読んだ時、ワークショップに通い始めた当初の不安いっぱいの自分が物語に重なり熱いものが込み上げました。40歳を過ぎて違う分野に挑戦しようと飛び込んだものの、無謀なことだと耳元で囁く自分もいます。でも、演技の世界を信じたいと思えたのはワークショップで出会った日下監督や仲間の『いいものを作りたい』という混じり気のない純粋な心意気に魅了されたからに他なりません」

とワークショップで演技を学んだ経験が、映画「冗談じゃないよ」という作品に通じていると強調。

「作品に出演される方々は、役者として鍛錬をし続けてこられた方ばかりだと思います。私は今歩き始めたばかりですが、この作品は、自分と未来を信じる力をくれる物語だと思っています」

と意気込んだ。その上で

「観てくださる誰かが前に進みたい時、その背中をそっと押せる作品になりますように」

と抱負をつづった。