コンテンポラリーダンサーで俳優の生島翔(37)が、全世界にサウナ、温泉、銭湯の魅力を発信する「Sauna Channel(サウナチャンネル)」のアジア担当プロデューサーに就任。日本の温泉文化を世界に向けて紹介している。

英語でナビゲーターを務め、ナレーションもこなしている。兄の俳優生島勇輝(38)も出演者として協力している。

翔は、このプロジェクトのために「温泉ソムリエ」と「サウナアドバイザー」の資格を取得。「候補地のリサーチに始まり出演者のブッキング、撮影のアポ、クルーの手配、台本の作成、英語のナレーション撮りなど1人で全部やったので大変でした。アジア担当として、チャンネルが盛り上がるように頑張ります」。

現在は<1>「タカラ湯」(東京・足立区)<2>「ほったらかし温泉」(山梨・山梨市)<3>「御谷湯(みこくゆ)」(東京・墨田区)<4>「草津温泉大滝乃湯(おおたきのゆ)」(群馬・草津町)の動画が公開中。今後は「御船山楽園」(佐賀・武雄市)と「改良湯」(東京・渋谷区)の公開が予定されている。

翔は「昔から温泉もサウナも好きでしたが、ドイツで劇場のダンサーをやっている時に週に1枚、スーパー銭湯の入場券をもらって体のケアをしたことが今でも忘れられません。世界中の人に日本の温泉文化の素晴らしさを伝えたいです」と話している。

4月から京大大学院工学研究科の都市社会工学専攻の研究員になった。京都のブティックホテル「Genji Kyoto(源氏京都)」のイメージキャラクターにも就任した。