俳優綾野剛が主演するTBS系連続ドラマ、日曜劇場「オールドルーキー」(日曜午後9時)第7話が14日、放送され、平均世帯視聴率が10・3%(関東地区)だったことが15日、ビデオリサーチの調べで分かった。個人視聴率は6・1%だった。

第1話は11・2%、第2話は11・2%、第3話は10・8%、第4話は10・0%、第5話は10・6%、第6話は9・5%だった。

同作は、綾野演じる元サッカー日本代表・新町亮太郎がスポーツマネジメントの世界で奮闘する姿が描かれる。

第7話で、車いすテニス選手の吉木修二(福山翔大)が「ビクトリー」にやって来た。パリパラリンピックの日本代表候補である吉木は、国際大会で勝つために世界を転戦したいので、スポンサーを探してほしいと言った。

勉強を兼ねて車いすテニスの試合を見に行った新町(綾野剛)、塔子(芳根京子)、梅屋敷(増田貴久)は、その迫力に圧倒された。さらに、競技用の車いすを無償提供している会社では、吉木との強い信頼関係を目の当たりにし、感動した。

パラアスリートと契約する意義を、梅屋敷は、いつになく熱く高柳(反町隆史)に訴えた。その背景には梅屋敷の秘めた思いがあった。熱意が伝わり、吉木との契約が決まり、「ビクトリー」初めてのパラアスリートのマネジメントをすることになった。ところがその矢先、吉木が別の会社の車いすに乗り換えたいと言い出した。