アイドルグループ、ももいろクローバーZ(ももクロ)が19日、都内で、ドキュメンタリー映画「ももいろクローバーZ~アイドルの向こう側~」(酒井祐輔監督)の初日舞台あいさつに出席した。

4人それぞれのインタビューパートがあるといい、リーダー百田夏菜子(28)は「いろんなことあるし、バラバラな部分ももちろんあるけど、同じふうに思って、同じ道を歩いているんだって改めて思ってうれしくなった」。

製作を通して発見もあった。玉井詩織(27)は「自分たちも今の姿を見つめ直すきっかけにもなりましたし、モノノフ(ファンの呼称)さんにとっても、これからの私たちをより好きになっていただくきっかけになったらうれしい。今の姿、これからの未来をお届けできたら」と願った。

グループの未来や結婚といったテーマについても踏み込んでいるといい、佐々木彩夏(26)は作品の公開について「うれしいようなとっても恥ずかしいような気持ち」としながら「結婚とかそういうテーマでみんなで話している部分は今の私たちならでは。今まで応援してきてくださった方でも新鮮に見られるのでは」とアピールした。

最後に高城れに(29)は「私たちの全てが詰まっていると言っても過言ではないくらい。今までの私たちも今の私たちもこれからの私たちも全部ひっくるめて愛していただけたら」と呼びかけた。

今年3月に行われたTBSの新ブランド「TBS DOCS」のイベント「TBSドキュメンタリー映画祭 2022」で限定公開され、大反響を呼んだことから、劇場公開が決定。

映画祭版に入りきらなかったインタビューや追加映像も含めた特別上映版となり、ももクロの魅力がつまった作品だ。