ロシア出身のタレントでコラムニストの小原ブラス(30)が31日、ツイッターを更新。ロシアのゴルバチョフ元ソ連大統領が死去したことを受け、「いつかゴルビーが評価される時代がロシアに訪れますように」と思いをつづった。

小原は「ロシアがウクライナに本格的に侵攻した年に、ソ連を安楽死させることができたゴルバチョフ氏が死去か…」と、ゴルバチョフ氏の訃報に複雑な思いをにじませ、「ゴルバチョフは未だにロシア国内では嫌われ政治家の代表格という扱いで、ゴルバチョフ嫌いの人たちはプーチンを支持してる構図だけど、いつかゴルビーが評価される時代がロシアに訪れますように」とつづった。

一方、続くツイートでは「あれだけガタが来ていてソ連を、平和的に崩壊させることが出来たゴルバチョフを嫌うロシア人はばかだ!という人もいるけど、それはお金を持った国で余裕のある立場から言えるもので、実際にソ連崩壊直後のロシアであの地獄を経験しても同じように冷静な判断できるのかよ?とは思う」と、ゴルバチョフ氏を嫌う母国の人々の心情もくみ取りつつ、「ソ連崩壊後に西側諸国が資本主義の豊かさをロシアの人々に感じさせるような政策を打っていたら、プーチンはロシアで支持されなかったかもしれませんね」と私見を述べた。