19日放送の俳優坂口健太郎(31)と女優杏(36)がダブル主演しているフジテレビ系連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)の最終回の世帯視聴率が9・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、速報値)と20日、分かった。

初回から11・8%、8・9%、9・4%、9・4%、8・0%、8・1%、8・0%、8・0%。、9・8%、7・3%だった。

個人視聴率は5・6%だった。

初回から5・5%、5・5%、5・3%、4・7%、4・7%、4・7%、4・5%、5・0%、4・2%だった。

俳優坂口健太郎(31)と女優杏(36)がダブル主演するフジテレビ系連続ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)の最終回が19日、放送される。

ドラマの舞台は公正取引委員会。坂口は20歳で司法試験合格、東大法学部首席卒業の天才で理屈っぽくひねくれ者の小勝負勉(こしょうぶつとむ)。杏は実直で感情のままに行動する元刑事の白熊楓(かえで)を演じる。2人は公正取引委員会第六審査、通称ダイロクに職員として務める。独占禁止法に関わる違反行為を取り締まり、経済活動における自由で公正な競争の場を守るために目を光らせる「競争の番人」として、談合やカルテルなど不正をあぶり出していく。

最終回では、小勝負、白熊たちダイロクは、国土交通省・事務次官の藤堂清正(小日向文世)を頂点とする談合疑惑を解明した。しかし、強引な調査が問題となった小勝負は、四国支所に異動させられてしまう。

故郷でもある四国に帰った小勝負は、父の墓前に藤堂の件などを報告。その足で、懐かしいご当地パンを買おうと商店街へ行くが、閉店した店が多い。そのため、大手スーパー「エースマート」で店員の北川亜沙子(若月佑美)からパンを買うが、その安さに疑問を持ち店内を見て回る。そんな小勝負は店長の松尾優(迫田孝也)に万引と間違われてしまう。バックヤードで小勝負が説明していると店内から悲鳴が…。松尾が様子を見に行くと銃声が響いた。

小勝負も店内に向かうと、猟銃を持った男が従業員たちを脅している。男に見つかった小勝負も従業員たちのもとへ。駆けつけた警察官に、男は近づいたら人質を殺すと叫ぶ。警察からの電話に男はエースマートの社長、大谷正和(袴田吉彦)を連れてくるよう要求した。北川は男がつぶれたケーキ屋の店主、田嶋忠信(加藤虎ノ介)だと小勝負に教える。

マスコミの中継も始まる中、小勝負は田嶋と話し始める。大型スーパー出店で次々と地元の商店がつぶれたことを知った小勝負は不当廉売に思いあたり、ダイロクに電話をかけた。小勝負から連絡を受けた白熊は、頼まれごとをされた。