英国のウィリアム皇太子(40)の長男ジョージ王子(9)と長女シャーロット王女(7)が、19日に執り行われるエリザベス女王の国葬に出席することが明らかになった。一方、末っ子のルイ王子(4)は幼すぎることを理由に留守番になったようだ。

2人は女王のひつぎが公開安置されているウェストミンスター・ホールから葬儀が行われるウェストミンスター寺院にひつぎを運ぶ葬列にも参加し、両親である皇太子とキャサリン皇太子妃の後ろを歩くことになったという。一方で2人は、王位継承順位で自分たちより下になる叔父のヘンリー王子とメーガン妃の前を歩くと米ピープル誌が伝えている。

2人は、国葬終了後の午後にウィンザー城のセント・ジョージ礼拝堂で行われる埋葬の礼拝には参列しないという。

1997年に死去した母ダイアナ元妃の葬儀に参列したウィリアム皇太子は当時15歳、ヘンリー王子は12歳で、今回ジョージ王子とシャーロット王女はそれよりかなり年齢が幼いが、毎年クリスマスを休暇を女王と共に過ごすなど多くの時間を共有してきたことから、葬儀への参列が検討されたものと見られる。

今年6月に行われた女王の即位70周年を祝う記念行事プラチナ・ジュビリーでは、王室メンバーがバッキンガム宮殿に集結した際に、ひ孫であるジョージ王子とシャーロット王女、ルイ王女も女王と共にバルコニーに登場していた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)