英王室のウィリアム皇太子(40)が、義母であるチャールズ国王の妻カミラ王妃を自身の子供たちの祖母として認めていないと、王室の伝記作家アンジェラ・レビン氏の新著で明かされていることが分かった。書籍「カミラ:アウトキャストから王妃まで」の中で、ウィリアム皇太子はカミラ王妃が父の妻ではあるものの、キャサリン皇太子妃との間の3人の子供たちの祖母ではないと明確な意思を示していることが明かされていると、米インスタイル誌が報じた。

ウィリアム皇太子にとってダイアナ元妃だけが母であり、父と2005年に不倫略奪愛の末に再婚したカミラ王妃がその役割を果たすことは決してないと公言しており、3人の子供たちも「祖父は2人いるが、祖母は1人だけ」だと悟っているという。一方、最初の結婚相手との間に5人の孫がいるカミラ王妃は、ジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の義祖母になることにはこだわっておらず、その責任を持つ気もないと著書には記されているという。

ちなみに3人の子供たちは、カミラ王妃をおばあちゃんを意味する「グランマ」や「グラニー」などとは呼ばず、「ガガ」と呼んでいると英サン紙がかつて報じている。

同書ではほかにも、ヘンリー王子の妻メーガン妃がカミラ王妃からのアドバイスを無視したエピソードなども明かされているという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)