女優長澤まさみ(35)が22日、都内で行われたフジテレビ系主演連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(24日スタート、月曜午後10時、初回15分拡大)の制作発表に出席した。

長澤にとって18年4月期のフジテレビ系「コンフィデンスマンJP」以来、約4年半ぶりの連続ドラマ出演。長澤演じる大洋テレビのアナウンサー浅川恵那は、入社当初は抜群の容姿と好感度の高さから、ゴールデンタイムのニュース番組のサブキャスターを務める。しかし、週刊誌に路上キス写真を撮影されて降板。現在は深夜の情報番組「フライデーボンボン」のコーナーMCを担当している。そこで若手ディレクター岸本拓朗(眞栄田郷敦=22)から、犯人の男の死刑が確定した10代女性連続殺人事件の真相追及を持ちかけられる。鈴木亮平(39)が報道局のエース記者・斎藤正一を演じる。

長澤は「鈴木亮平さんと、ちゃんとお芝居をするのは初めてなんです。なんでも完璧にこなす人だと思っていたけど、すごくおちゃめ。スマホを取り出して開けるシーンで、目の前になみなみとつがれたコーヒーカップがあって、その中に落としました。やりそうだとは思ったけど、期待に応えてくれました。あんなに小さなカップにホールインするなんて」と笑った。

鈴木は「よくスマホを落とすんです。だから、新しいものを買うと一番頑丈なケースを買うんです。長澤さんは、すごい“ゲラ”なんですよ。僕がバナナを食べているだけで笑うんです」。長澤が「期待通りでした」と言うと、鈴木は「僕が何に見えてるんだろう」と苦笑いした。

眞栄田は「ずっと見ていた長澤まさみさんと、大好きな鈴木亮平さんと共演できてすごく幸せです。クランクインしたばかりの頃に、亮平さんが『僕、いつでも最終回の撮影できます。全部(せりふが)入ってますから』と言っていたのを聞いて、すげえなと思いました」と話した。

他に脚本家の渡辺あや氏が出席した。