SixTONES松村北斗(27)が11日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた、新海誠監督(49)の最新アニメ映画「すずめの戸締まり」初日舞台あいさつに登壇。檀上でこの日、午前0時から全国6都市11劇場で行われた、最速上映に観客として足を運んだ上で、この日の舞台あいさつに登壇したと明かした。
松村は劇中で”災い”をもたらす扉を閉めることを使命とする「閉じ師」宗像草太を演じた。草太が物語の序盤で、イスに変えられてしまうことにちなみ「どうも、イスです。こんばんは」と、あいさつした。その上で「僕は今日、最速上映を見てから、ここに挑んでいるんで『すずめの戸締まり』熱が大変、フツフツと…じゃないな。グラグラと煮え立っている状態で熱い思い。楽しいプラス、ちょっと、うっとうしいくらいの時間に出来ればと思っています」と客席に熱っぽく呼びかけた。
「すずめの戸締まり」は、原菜乃華(19)演じる九州の静かな町で暮らす17歳の岩戸鈴芽が、松村演じる草太と出会い、日本各地の廃虚を舞台に災いの元となる”扉”を閉めていく、鈴芽の解放と成長を描いた現代の冒険物語。
舞台あいさつでは、松村と原に鈴芽とイスに変えられた草太の旅についての印象を問う質問が出た。松村は「イスになる側から、しゃべった方が良いですかね。予想を超えた時間、イスでい続けたでしょう?」と客席に問いかけた。その上で「原さんがおっしゃる言葉で確かにな、と思ったのは、草太がイスになってからの方が、感情や人となりが見えた、ということ。原さんがおっしゃったのが『表情がなくなった方が表情が言える』ということ。新海監督の作戦でもあるんですか?」と新海監督に質問した。
新海監督は、松村が演じた草太について「僕は、非現実的くらい美しい男性として描きたいと思った。そのキャラクターが、イスになってしまって、かわいらしく、チョコチョコ、日本全国の廃虚を回る物語がコミカルで、もの悲しくワクワクするものになると思った」と説明。その上で「出来上がった映画を見てみると、イスになってからの草太は、コミカルな芝居がいっぱいある。北斗君のお芝居を見ていて、イスになった草太の声は人間の時だと、なかなか想像できないお芝居だったりしたと思う。草太の楽しい部分、見えない部分を引き出せていた。北斗君にイスをやってもらうというのが、今回の映画の、すごく大事なところだと途中で思った」と、声優に初挑戦した松村の演技を絶賛した。
「すずめの戸締まり」は、世界199の国と地域への配給が決まっている。新海監督の16年「君の名は。」の135、19年の前作「天気の子」の144を大きく上回る。
この日は、鈴芽の叔母環役の深津絵里(49)、環の漁協の同僚で恋心を抱く岡部稔役の染谷将太(30)、鈴芽が旅先の愛媛で出会う同い年の海部千果役の花瀬琴音(20)も登壇した。



