俳優山崎賢人が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「アトムの童(こ)」(日曜午後9時)第5話が13日、放送され、平均世帯視聴率が9・3%(関東地区)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は5・8%だった。

第1話は8・9%、第2話は10・6%、第3話は9・1%、第4話は10・4%だった。

同作はオリジナル脚本。山崎演じる天才ゲーム開発者の安積那由他が、ゲーム業界で大企業に立ち向かい、成長していく物語。

第5話で、「アトム玩具」初のゲームがようやく完成した。販売に向けて早速、配信サイトに申請を出すが、どのサイトからも審査で弾かれてしまった。

理由がわからず途方に暮れる那由他(山崎賢人)たちに、興津(オダギリジョー)は「SAGAS」が運営する世界最大のゲーム配信サイトで新作ゲームを扱わないかと持ち掛けた。

興津の力など借りたくない那由他たちは、自社のホームページで細々と配信を開始。アトムワールド体験会のイベントも開いて販促用のゲッチャリロボを配るが、ゲームの売り上げは一向に伸びなかった。それどころか「SAGAS」の力の大きさを痛感するばかりだった。

万策尽きた「アトム玩具」に、問い合わせのメールが1通届いた。