作家の乙武洋匡氏(46)が30日、ツイッターを更新。都立大教授の社会学者宮台真司さん(63)が首を切られて重傷を負った事件を受け、「『私もいつか刺されるのだろうか』という底知れぬ恐怖を抑えられずにいる」と心境をつづった。

乙武氏は「犯人も捕まっておらず、動機もわかっていないため、軽々しいことは言えない」と前置きした上で、「それでも『私もいつか刺されるのだろうか』という底知れぬ恐怖を抑えられずにいる」と不安を吐露。「宮台真司さん、ご快復を心より祈念しております」とつづった。

宮台さんは29日、東京都八王子市の東京都立大南大沢キャンパスで何者かに切り付けられ、重傷を負った。

ネット放送局「ビデオニュース・ドットコム」を主宰するジャーナリストの神保哲夫さんは同日午後11時過ぎにツイッターで、「宮台さんは先程、手術が無事終わり、今ご家族が面会しています。たくさん縫わなければならず4時間の大変な手術だったようですが、今は意識もあり、ご家族とは普通に会話をされています」と報告している。