女優清原果耶主演の日本テレビ系連続ドラマ「invert 城塚翡翠 倒叙集」(日曜午後10時半)の第2話が4日、放送され、世帯平均視聴率が4・9%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は2・8%だった。

第1話は世帯平均5・3%、個人2・9%だった。

相沢沙呼氏の大ヒット小説が原作で、“霊が視える”という能力を持つヒロインが、死者からのヒントを頼りに「霊媒探偵」として難解な事件と向き合っていくミステリー作品。「霊媒探偵・城塚翡翠」として第5話まで放送していたが、連続ドラマ史上初の同一主人公による新ドラマとして再スタートされた。「霊媒探偵・城塚翡翠」の第1話は世帯平均6・4%、個人3・6%、第2話は世帯平均4・8%、個人2・7%、第3話は世帯平均5・1%、個人2・7%、第4話は世帯平均4・9%、個人2・6%、最終話は世帯平均5・3%、個人2・9%だった。

第2話では誰もいない夜の小学校で、教師の末崎絵里(星野真里)が、元校務員・田草明夫をコンクリートブロックで殺害する。絵里は、田草が3階から誤って転落したように偽装し、事故死に見せかけようとしていた。「私は何も間違ってない…」。そう呟く絵里。

翌日。遺体発見現場で待つ雨野刑事(田中道子)のもとに、鐘場警部補(及川光博)に加えて、本庁でうわさを聞きつけた城塚翡翠(清原果耶)と千和崎真(小芝風花)もやってくる。所轄の見立てによると、田草は理科準備室の高価な備品を狙ってベランダから侵入。廊下の防犯システムが作動し、慌ててベランダから地上に降りようとした際に転落し、頭を打って死亡したという。翡翠は、小さくほほ笑み言い放つ。「これは、殺人事件です」。