King&Prince平野紫耀が主演を務めるTBS系連続ドラマ「クロサギ」(金曜午後10時)第8話が9日、放送され、平均世帯視聴率が7・7%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・3%だった。

第1話は9・2%、第2話は7・3%、第3話は7・5%、第4話は6・9%、第5話は6・2%、第6話は7・5%、第7話は6・9%だった。

ドラマは漫画「クロサギ」シリーズが原作。詐欺によって家族を失った主人公が、人生の全てをささげて「クロサギ」として詐欺師たちに立ち向かっていく物語だ。03年から13年まで「週刊ヤングサンデー」「週刊ビッグコミックスピリッツ」で連載され、単行本は累計発行部数850万部を超える。連載中の06年には山下智久主演で連ドラ化し、08年には映画化もされた。

第8話で、黒崎(平野紫耀)は牛山(山口紗弥加)から、宝条(佐々木蔵之介)には「宝条帝国」と呼ばれる裏金づくりのための資金源がいくつもあるという情報を得た。そして、その中のひとつである医療法人をターゲットに定めた。理事長を務める宇佐美孝也(津田健次郎)はひまわり銀行の元行員で宝条の後輩に当たる人物で、赤字だった病院を立て直した救世主だった。

黒崎は、宝条帝国とそこに君臨する宝条を食うことを「独断」で決意し動きだした。宇佐美に近づくために、黒崎はその妻・怜華(高田里穂)に接触を図った。彼女好みの金持ちなホスト風の男に扮(ふん)し、あっという間に怜華の心をつかんだ黒崎は、怜華に「金が欲しいんでしょ?いい方法があるよ」と持ち掛けた。

同じ頃、宝条の元にひまわり銀行へ潜入した時の黒崎の防犯カメラ映像が届けられていた。ひょんなキッカケでその写真を見た宝条のおい・鷹宮(時任勇気)は、そこに写るのが黒崎ではないかと察知した。