Kis-My-Ft2玉森裕太主演の日本テレビ系連続ドラマ「祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~」(土曜午後10時)の第9話が10日、放送され、平均世帯視聴率が5・3%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・2%だった。

第1話は世帯平均6・6%、個人3・7%、第2話は世帯平均6・5%、個人3・6%、第3話は世帯平均6・9%、個人4・1%、第4話は世帯平均6・6%、個人3・6%、第5話は世帯平均6・0%、個人3・3%、第6話は世帯平均5・9%、個人3・3%、第7話は世帯平均6・7%、個人3・8%、第8話は世帯平均6・4%、個人3・7%となっている。

ドラマは現役医師で作家の知念実希人氏のシリーズ累計18万部突破のベストセラー小説が原作。玉森演じる研修医の諏訪野良太が、人の顔色を読み、カルテも読み解くことでワケありの患者たちと真摯(しんし)に向き合い、“心の謎”を解き明かしていく心温まるミステリーとなっている。

第9話では、自宅で喀血(かっけつ)して倒れた広瀬(原田泰造)は純正医大で意識を取り戻す。諏訪野(玉森裕太)と冴木(椎名桔平)は検査を勧めるが、広瀬は「分かってるから、自分の病気」と検査を拒否。他の病院で調べたと言う広瀬は、自分が悪性胸膜中皮腫のステージ4…。末期のガンに侵されていることを告白すると、諏訪野たちが目を離した隙に姿を消してしまう…。

初期研修1年11か月目の諏訪野は腎臓内科で研修を受ける。指導医の大賀寛太(片桐仁)はマッチングアプリでフラれてばかりだが、めげるどころか今度は獣医師とのデートが決まって大喜びだ。

そんな大賀の後について回診に向かう途中、検査科の医師・竜崎勲(山中聡)と臨床検査技師の小笠原一博(若林時英)に鉢合わせする。大賀が「何でお前がうちの科にいんだよ」と食ってかかると、竜崎は「検査科は院内の全ての科に出入りして臨床検査を取り仕切る、いわば院内の司令塔だ」と上から目線の物言い。医大生の頃から犬猿の仲でいがみ合ってばかりの2人を、諏訪野と小笠原が必死になだめる。