HTB北海道テレビは開局55周年ドラマとして制作している「弁当屋さんのおもてなし」を23年2月25日午前10時40分から同時間で4週にわたって放送(北海道ローカル)することを20日に発表した。また、全話放送後のNetflixでの配信も決定した。

同ドラマの原作は札幌出身の喜多みどりのグルメ小説で、札幌の路地裏にある「くま弁」が舞台。傷心のOL・小鹿千春役を久保田紗友(22)、弁当店の店員、大上ユウ役を飯島寛騎(26)、常連客の黒川晃役を戸次重幸(49)が演じる。原作者、主要キャストの3人は、いずれも札幌出身だ。

11月21日から札幌で行われた撮影は12月10日に終了。久保田は「北海道のいい食材と、人のよさと、そういう素直な温かさが詰まったドラマになったと思います」とコメントした。

同局の連続ドラマ制作は19年3月に放送し、日本民間放送連盟賞テレビ部門グランプリを受賞した開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」以来となる。同作が異例のヒット作となっただけに、今回のドラマにも期待が高まる。