歌手すぎもとまさと(73)が20日、東京・浅草ビューホテルで300人を集めて「ウクライナ支援・チャリティーディナーショー」を開いた。「吾亦紅」「薄荷抄」「今さらジロー」など全12曲を熱唱した。

ウクライナ出身のバンドゥーラ奏者カテリーナ(36)もステージに立ちパフォーマンスした。

途中、親交のある小林幸子(69)が客席から飛び入りでステージへ。「マー君、髪の毛、白くなっちゃって。でもカッコイと」と笑うと、すぎもとは「本当は俺、ちょっとは偉いのにずっとマー君って呼ばれてる」と苦笑いした。そして「ベサメムーチョ」を熱唱。小林もサビで一緒に熱唱。すぎもとは「サッちゃん、ありがとう」と笑顔を見せた。

すぎもとは「今の時代は、俺たちが立ち上がったからどうなるというものではないけど、チャリティーの気持ちが伝われば」。コロナ禍の3年を振り返って「経済も歌の世界もぐちゃぐちゃになった。それでも、今年は結構頑張って仕事をした。この年になると、歌が売れる売れないじゃなくて、今歌えるから歌うんだということ。来年も一生懸命、頑張って歌って行きます」と話した。

最後に、すぎもとからカテリーナに「頑張ってください」とウクライナへの義援金が手渡された。カテリーナは「ウクライナも寒くなってきましたが、頑張ります。ありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。