青汁王子こと実業家の三崎優太氏(33)が19日までにツイッターを更新。元「迷惑系ユーチューバー」として知られるへずまりゅうが自身を月給100万円で雇いたいとする会社が5社集まったと報告したことを受け、「これがSNS社会が産んだ弊害です」と私見を述べた。

へずまりゅうは16日にツイッターで「へずまを雇いたいとDMが100件以上来ましたので条件を掲示します」とし、「月収100万円」「無断欠勤を許す」「週休4日1日3時間勤務」「SNSを使った広報担当として働く」との条件を提示。自身を雇うメリットとして「会社が有名になる」「俺が金持ちになったら必ず恩返しする」「YouTuberやTikTokerなどの有名人と繋がれる」とアピールした。

これに対し、三崎氏は「へずまりゅうを100万円で雇いたい会社があるらしいけど、これはある意味で合理的だと思う。企業はまず『知ってもらう』ことに年間で多額の広告費をかける。これを年間1200万円で実現し、これだけニュースになるなら広告費としては割安」だと指摘。「一般的には理解されないだろうけど、悪名は無名に勝るんです」とし、続くツイートで「きっと『年間1200万円払って悪いイメージをつけるのはマイナス』という意見が来ると思いますが、人はすぐ忘れるので、イメージは上書きできるんです。話題になれば、最後には認知だけが残る。極端な話が、逮捕されてニュースになった人がインフルエンサーとしてバリバリ復活できるのがこの理屈です」と説明していた。

その後、三崎氏はへずまりゅうが「へずまりゅうを月収100万円で雇いたい会社が5社集まりました」と報告したことに言及。「真面目に働いてる多くの人が、これを聞いてバカらしく思うだろう」と世間の反応を推測した上で、「『迷惑かけても有名にさえなれば需要はある』、残念ながら現実社会ってこんなもんなんだよ」とし、「決して正しいとは言わないが、これがSNS社会が産んだ弊害です」とつづった。