放送批評懇談会は20日、ギャラクシー賞の2022年12月度の月間賞にNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のほか3番組を選考した。

「鎌倉殿」は俳優小栗旬(40)が北条義時役で主演を務めて、昨年1月9日~12月18日まで放送された。三谷幸喜氏が脚本を手がけた大河3作目。「自ら権力者となる北条義時の孤独と苦しみがよく伝わってくるドラマ。次々と粛清されていく人物や最後まで生き残る政子、義時、三浦義村までそれぞれ輝きを持って丁寧に描かれ、見応えのある大河ドラマとなった」と評価された。

ほかにはフジテレビ系木曜劇場「silent」、NHKのETV特集「デザインには希望がある~三宅一生のまなざし~」、フジテレビ系「エルピス-希望、あるいは災い-」(関西テレビ制作)が選ばれた。