生田斗真(38)が26日、東京ドームシティホールで行われた主演映画「湯道」(鈴木雅之監督、2月23日公開)完成披露舞台あいさつに登壇。檀上から、弟のフジテレビ生田竜聖アナウンサー(34)に「ちゃんとやってるか、弟!」と呼びかける一幕があった。

生田は劇中で、亡き父が残した実家の銭湯「まるきん温泉」に突然、舞い戻った建築家・三浦史朗を演じた。濱田岳(34)演じる「まるきん温泉」を営む悟朗と兄弟の役どころだ。檀上のトークで、濱田が「ちゃんと1組の父と母から生まれた兄弟の設定です。邪推なしで安心して銭湯をお楽しみにしてください」と客席に呼びかけた。すると、司会のフジテレビ軽部真一アナウンサー(60)が「 私は、今日も本当の弟と一緒にいました」と突っ込むと、生田は「ありがとうございます。ちゃんとやってるか、弟!」と声を大にした。

映画については「寒い冬にピッタリのお風呂の映画ができました。心も体も温まって、日々、大変な中を乗り越えて欲しい」とアピールした。劇中の「まるきん温泉」はセットだと明かし「セットとは思えないほどの、銭湯丸ごと建てたようなセット、コロナ禍でお芝居できる喜びと、こんなもの作ったんだと」と興奮気味に語った。濱田も「1つの街を建てた感じ…セットの偉大さを感じました」とつづいた。

生田は、映画「土竜の唄」シリーズなど、裸で演じた作品が多い。今作でも「結構、裸になること多いんですよね。たまたま、そういう話が舞い込む。岳君、窪田君も入っていますし、小日向先輩も…いろいろな世代の裸が見られます」と笑みを浮かべた。「土竜の唄」では車のボンネットにくくりつけられ、洗車機に突っ込まれるシーンも演じたが、今作については「平和です。早く家に帰ってお風呂入ろう、銭湯に入って帰ろうという感じ」と笑った。