俳優萩原利久が5日、都内で、ファースト写真集「R」(徳間書店)発売記念お渡し会を開催し、囲み取材に応じた。

自身初の写真集。「写真集を出す日が来るとは。話を聞いた時、笑っちゃうくらい考えてなかった、想像してなかったことでした」と振り返った。「撮りだすまで実感が湧かなかったですし、なんなら冊子になってようやく、出るんだって感じがありましたね」と明かした。

2月28日に24歳の誕生日を迎えた。「20代なかばになっちゃったな、って感覚が大きいですね。仲いい人たちからお祝いのメッセージをもらって、すごくこの5~6年の時間を一気に感じて。今はまだフワフワしています」と心境を明かした。

写真集の撮影で初めて沖縄を訪れた。「ずっと行ってみたいと思っていたので、こういう機会でいけるとは思っていなかったです。楽しみたいと思ったんですけど、爆発しすぎました」と笑った。「振り返れば振り返るほど、遊んでいた記憶しかないです。周りのスタイリストさんとかメイクさんとか含めて。海とかは写真撮っていた感覚がなくて」と述懐した。

また「食べたいものとか考えていたんですけど、沖縄そば、ソーキそばを食べようと思ってお店に入ったら、その時の気分でとってもカレーを食べたくなって。カレーを食べている写真になってしまいました。沖縄感なくなっちゃったんですけど、おいしかったからいいかなって思いました」と笑った。自己採点を聞かれ「僕以外の方のおかげで、100点満点になりました」と感謝した。

お気に入り写真は、浜辺で両手を広げて空に向けるポーズをしたカットだという。「マンチェスター・シティの(アーリング・)ハーランド選手のゴールパフォーマンスをしています。これだけは明確な意志を持って撮影して、『絶対入れてほしい』ってお願いした写真です」と明かした。「マンチェスター・シティが好きで、ちょうど撮影したのがプレミアリーグが開幕したくらいの時期だったので」と説明した。

俳優としての展望を聞かれ、「今までは制服を着る役が多かったんですけど、最近は学生じゃない役もやらせてもらえる機会が増えてきました。近い将来、先生の役とかやらせてもらいたいです。教壇に立ってみたい」と明かした。プライベートの目標については「年々インドアになってきている気がします。割と昔からバンジージャンプとかスカイダイビングはやってみたいなと思っていたので、そろそろ1回やってみたいです」と答えた。