福山雅治が主演を務めるTBS系連続ドラマ、日曜劇場「ラストマン-全盲の捜査官-」(日曜午後9時)第1話が23日、放送され、平均世帯視聴率(関東地区)が14・7%だったことが24日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は8・8%だった。

同作は、福山演じる、全盲の人たらしFBI捜査官・皆実広見と、大泉洋演じる、犯人逮捕のためには手段を選ばない孤高の刑事・護道心太朗が難事件を解決していく。

第1話で、全盲のFBI(米連邦捜査局)捜査官・皆実広見(福山雅治)は、どんな難事件も必ず最後に解決させることから「ラストマン」と呼ばれていた。日本の警察庁とFBIの連携強化を目的に、期間限定で日本にやって来た。そして、皆実のアテンドを命じられたのが、警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉洋)だった。護道は、誰よりも悪を憎み、犯人検挙のためには手段をいとわない刑事。2人の出会いは最悪だった。警察庁次長で心太朗の兄が待つ皆実の歓迎式典会場まで、皆実をアテンドするのが心太朗の最初の任務だった。だが、その皆実が機内で暴行して、連行されていることを知らされた。心太朗が急いで皆実を迎えに行った先は蕎麦(そば)店だった。焦る心太朗をよそに、皆実は心を見透かしているかのような余裕を見せた。挙げ句の果てに、式典では「世間をにぎわせている無差別連続爆破事件の犯人を逮捕してみせる」と勝手に宣言した。こうして、心太朗は皆実の身勝手な捜査に巻き込まれていくことになった。

その事件は、捜査一課の佐久良円花(吉田羊)率いる佐久良班も追っかけていた事件で、心太朗は捜査一課からも批判の的になった。加えて、皆実は捜査一課の見立てを真っ向から批判し、さらなる軋轢(あつれき)を生んだ。そんな中、新たな爆発事件が発生。皆実は心太朗と共に臨場し捜査に向かった。