俳優綾野剛(41)が26日、都内で行われた映画「最後まで行く」(藤井道人監督、5月19日公開)の完成披露試写会前フォトセッションイベントに出席した。今年元日に女優佐久間由衣(28)との結婚を発表して以降、初めて公の場に登場した。

綾野は主演の岡田准一(42)はじめ、広末涼子(42)磯村勇斗(30)柄本明(74)らキャストとともに階段の上から登場。岡田や広末と軽く談笑しつつ、小雨の降る中階段を下りた。主演の岡田を先に前に促す場面もあった。

岡田が「僕らの中でも会心の出来というか。ボス戦での“会心の一撃”のような出来栄えの作品ができて、喜びであふれています。面白い作品になっていると思いますので、ぜひ映画館で見てください」とあいさつすると、綾野も頭を下げ、笑顔を見せた。

同作は14年に韓国で公開され、観客345万人を動員した大ヒット映画のリメーク。危篤の母のもとへ向かうため車を飛ばしていた刑事の工藤(岡田)が、1人の男をはねて死なせてしまう。さまざまな手を使ってごまかそうとするが、綾野演じる県警本部の監察官、矢崎から追われることに。年の瀬の4日間、96時間の逃走劇を描く。

綾野は元日、佐久間と結婚したことを発表。公式サイトで「彼女の目を見、心を感じ、長い時間を掛けて親交を温めて来たことで、いつしかお互いを人生にとってかけがえのない大切な存在として強く自覚するようになりました。純真な彼女を見て結婚したいとは言い出しにくい言葉でしたが、彼女のやさしさが二人をここまで運んでくれたと思います」などとつづっていた。