歌手和田アキ子(73)が2日、81歳で死去した元タレント上岡龍太郎さん(本名・小林龍太郎)を追悼するコメントを発表した。

和田は1975年に朝日放送で関西ローカルでスタートし、77年から84年まで全国ネットでテレビ朝日系で放送されたバラエティー番組「ラブアタック!」にレギュラー出演し、司会を務めた上岡さんと共演した。

和田は「胸がいっぱいで言葉になりません。上岡さんには、『ラブアタック』で一緒にレギュラーをやらせていただき、本当にお世話になりましたし、本当にかわいがっていただきました。会う度に『お前は偉いな!頑張ってるな!』と、いつも褒めてくれました。それがものすごくうれしくて」としのんだ。

そして「『ラブアタック』の収録の後も、ずっと一緒にワイワイ遊んでいただきました。毎週大阪に行って、上岡さんとノックさんに会うのが楽しみで仕方がなかったです。私の誕生日には毎年お祝いに来ていただき、いつも悪ふざけして、少年のようにはしゃいで笑っている笑顔が忘れられません」と振り返った。

「本当に残念です。悲しくて仕方ありません。心からご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。

上岡さんは60年代には故横山ノックさんらと「漫画トリオ」として活躍。のちにテレビ司会者として関西を中心に絶大な人気を誇った。今年5月19日、大阪府内の病院で、肺がんと間質性肺炎のため亡くなっていたことが今月2日、発表された。