山田裕貴(32)が主演を務めるTBS系連続ドラマ「ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と」(金曜午後10時)第9話が16日、放送され、平均世帯視聴率(関東地区)が6・0%だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・3%だった。

同作は、都心へ向かう電車の車両が突然未来の世界にワープし、乗客のサバイバル生活が始まるというオリジナル作品。山田はゴールデンプライム帯(GP帯=午後7時~同11時)連ドラ初主演作品となる。

第9話では、乗客たちは再びワームホールを出現させ、なんとか過去へ戻ることに成功。しかしたどり着いたのは元いた2023年ではなく、地球環境が激変する半年ほど前の2026年5月の東京だった。

元いた世界から3年後ではあるものの家族との再会を喜ぶ優斗(赤楚衛二)や紗枝(上白石萌歌)たち、成長したわが子を抱きしめる佳代子(松雪泰子)。皆が思い思いに過去へ戻った実感を味わう中、直哉(山田裕貴)もまた、気にかけていた弟・達哉(池田優斗)との再会を果たす。

やがて元の生活へと戻り、未来で見てきたこと、地球に起こる出来事について必死に訴える乗客たち。しかし警察や政府は彼らの証言を本気にしないばかりか、植村(ウエンツ瑛士)らの勝手な行動もあり、乗客たちは周囲からの好奇の目にさらされてしまう。

ただ、加藤(井之脇海)が未来から持ち帰った隕石(いんせき)を手にした蓮見(間宮祥太朗)だけは、何かに気づく。そんな折、直哉の体にはある重大な異変が起こっていた。