加藤茶(80)と東京03飯塚悟志(50)が、フジテレビ系で17日に放送される「ドリフに大挑戦!夏だ!コントだ!大笑いSP」(月曜午後7時)に出演する。同番組は第1弾(21年9月26日)、第2弾(22年5月8日)、第3弾(23年1月1日)に続く第4弾となる。他にも高木ブーら総勢27名が登場する。

加藤は故志村けんさんと演じたコント「張り込みと酔っぱらい」を飯塚と再現した。「手応えあった。若い人たちが乗ってやってくれるんで」。飯塚から頭をたたかれ「たたく人がいなくなっちゃって。5年ぶりぐらいかな。逆にうれしかった」と笑顔だった。その加藤のはげ上がった頭の内側には細工が仕掛けてあるという。「たたかれてもいいようにヘルメットになってますから。志村の場合は(たたかれ方が)もっときつかったです」と当時を回想し、爆笑を誘った。

第4弾となる同番組に対し、加藤はしみじみと語った。コントのセットには「仲本」の文字もあった。仲本工事さんは昨年10月に亡くなった。「本当にありがたいなと思いますね。逆に。昔自分たちがやったことを今でも喜んでやってもらえるっていうね。自分たちのネタが間違ってはいなかったんだなって知らされましたね」。

さらに「だから昔は見ちゃいけない番組なんつって言われましたけど、今やってみると、なんか皆さん喜んでくれるんで、逆に自信になりますよね」と自信を見せた。飯塚も「今回は加藤さんとコントをやらせていただいて、夢のようでした。僕らはドリフの皆さんのフォーマットをやらせていただいてるだけで楽しい」と感動していた。

続けて加藤は「だから昔のやつをやろうとすると、あと60年大丈夫だね。60年間ずっと持つんだけど、俺は元気でいるかどうかっていうのも分からないし」と言うと、飯塚は「本当に長生きしていただかないと。多分やりたい若手はいっぱいいると思いますよ」とフォローした。

加藤は「やっぱり笑ってもらえるってことがすごい力になりますよね。だからもうこのスタッフのみんな見てる中での笑い声っていうのは元気になる。もう何より元気になりますね。元気になる薬があったら欲しいんだけども、薬がない分、笑ってもらうのが一番元気になるかな」と満面の笑みを見せた。