タレント鈴木蘭々(47)が、振付師でダンサーの故夏まゆみさんがダンススタジオの講師だった頃の教え子であることを明かした。

鈴木は8日、ブログを更新。友人からの知らせで訃報を知ったそうで、「えっ…て感じでとても現実とは思えなく…暫く呆然としてしまいました…」と吐露した。実は夏さんがモーニング娘。を担当する以前、ダンススタジオの講師だった頃に教わっていたという。「そこで初級のクラスを受け持っていた夏先生のクラスを受け始めたのが私のダンスの始まりなんです」と明かした。

スタジオの人気講師である夏さんに鈴木も憧れていた。自身がメディアに出演するのにともない、夏さんと会話する機会も増えていったそうで、「『私もいつか歌手デビューできたら先生に振り付けしてもらいたい!』と図々しく言い放ち先生に『有名になったらな~』なんて笑いながらあしらわれたあの時絶対に有名になってやるぞ!と井の頭線改札で奮起した事がまるで昨日のように思い出されます…」と振り返った。デビュー曲「泣かないぞェ」の振り付けは、自身の強い希望で夏さんに依頼したことも明かしている。

10年ほど前に夏さんと久々に再会したそうで、「この時の先生は昔と比べて凄く痩せてしまっていて、私はびっくりしましたが深くは聞きませんでしたけど多分何かしら体調を崩したのだと思いました。でも元気な先生でした」としみじみ回想。「振り付け師としての夏先生はあまりも有名になったけど個人的には先生自身の踊る姿がカッコよくて本当に大好きでした…」と故人を追悼した。

夏さんは初期のモーニング娘。やAKB48などを中心に、300組以上のアイドルや芸能人を育ててきた。6月21日、がんのため死去した。61歳だった。