俳優入江純(いりえ・じゅん)さんががんのため6日に亡くなったことを15日、所属事務所の円企画が発表した。53歳。故人の遺志により、すでに家族葬を執り行った。

公式サイトには「かねてから病気療養中でございましたが去る令和五年八月六日 享年五十三歳癌(がん)のため逝去致しました」の文書が掲載され、故人の遺志により、すでに家族葬を執り行ったとしている。

入江さんは、89年に円演劇研究所に入所し、92年に演劇集団円の会員昇格した。多数の舞台のほか、小田和正が監督を務めた映画「いつかどこかで」や、ドラマ「古畑任三郎ファイナル ラストダンス」に出演。映画の吹き替えでも活躍し、「007 ワールド・イズ・ノット・イナフ」「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の吹き替えを担当した。