NHK大阪放送局は17日、女優の蒔田彩珠(21)が主演を務める21日スタートのNHK夜ドラ「わたしの一番最悪なともだち」(月~木曜午後10時45分)に、俳優高杉真宙(27)倉科カナ(35)原田泰造(53)が出演すると発表した。

蒔田演じる自分に自信が持てない女性・笠松ほたるが、自分を偽り、幼なじみの仮面をかぶる物語。3人は就職したほたるが出会う人々を演じる。

ほたるを好きになってしまった恋人・相澤賢人役の高杉は「蒔田さんが演じるほたるさんの彼氏役ということで、ほんの少し余裕があるように見せると言いますか、格好をつけたい、そんなキャラクターなのかなと感じています。僕自身、現場で余裕ぶって、挑んでいます」と明かした。

仕事のために無理をしている、ほたるを厳しく見守る先輩社員・三島麻衣子を演じる倉科は「いくつになってもどんなに経験を重ねても、本当の自分とは?と社会や他者、自分との差異に悩まされる。良くも悪くもどう折り合いをつけていくか、その方法はさまざまだけど不器用ながらに少しでも力になれればと、そっと笠松さんを見守る役です」と役どころを説明。「心の声と表情がまるで違うので本当に難しい役でしたが、最後に想いが伝われば良いなと思い演じました」と語った。

一方、原田はほたるが入社するきっかけを作る人事部長であり、上司でもある木下雅人を演じる。「ほたるの事を何かと気にかけ、心配しつつも、時には強く背中を押してあげて、社会人として立派に成長してもらうことを期待している。芯を持ち、愛情深く部下を思いやる気持ちを持つ木下を、人として大変すてきに思い、尊敬の念を持ちながら演じさせていただきました」とコメントした。