格闘技大会「BreakingDown」で活躍する元アウトローのカリスマ瓜田純士が26日、X(旧ツイッター)を更新。ラッパーやアーティストらが大麻取締法違反容疑などで逮捕されることの“問題”について持論を述べた。

「CHEHON(チェホン)」の名前で活動していた人気レゲエ歌手米田洪二容疑者(39)が大麻取締法違反(所持)の疑いで逮捕されたことがSNS上で話題になる中、瓜田は「有名ラッパーやアーティストが大麻でパクられる度に決まり文句のように『大麻は悪くない』『海外は合法だ』と騒ぐ奴等がいるが、問題はそこじゃない」と、大麻に肯定的な一部の声に言及。問題点は、大麻自体の良し悪しではなく、法を犯して逮捕・起訴によって身柄を拘束されることにあるとし、「良い歳した大人や社会人、社会的立場のある者や、ファンが沢山いるような影響力のある奴等がある日突然、音信不通になり、全ての予定や仕事をすっ飛ばし、家族に不安を与えて、マスコミに報道されて、あらゆる機関や仕事関係者に迷惑をかけてしまう。これが『問題』であって、大麻の良い悪いなんてもはやどうでもいい」と私見を述べた。

また、逮捕された有名アーティストらのファンや支持者たちが「大麻ぐらい良いじゃないか」と擁護することについても、「未来も将来もどうでもよくて、愛する者もいなければ守るものもなく、責任がついて回る仕事や用も何もない奴等がそれを言うなら理解できる」とした上で、「若者でバイトの1つでもしてればある日突然音信不通になり、3ヶ月近い社会不在が強いられることを『悪くない!良いじゃないか!』とか言ってるなら問題は大麻どうこうではなくそいつらにあるとしか思えない」と指摘。「大麻云々じゃなく、下着泥棒でも詐欺でもなんでも一緒で、逮捕されたらどんなことでも同じように逮捕~起訴~公判となる。それを『良いじゃないか!』と言ってるんだから耳を疑う」とした。

自身についても「因みに俺も若い頃そんなものを吸って生きていた頃は未来もなければ愛もなく、懲役に行くのも仕事と思うような常識や思考の停止した特殊な環境で、そんな世界でもガキだったし、何も考えてなかった。当然そんな時代を後悔し、カタギになり、20年近く経ってやっと現在の考えに至っていることを補足しておきたい」と、過去の反省もつづった。