ムロツヨシ(47)が主演、平手友梨奈(22)がヒロイン役を務めるフジテレビ系連続ドラマ「うちの弁護士は手がかかる」(金曜午後9時)の第5話が10日に放送され、平均世帯視聴率が5・9%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話から6・9%、6・6%、7・0%、7・1%だった。平均個人視聴率は3・5%で、第1話から3・9%、3・9%、4・0%、4・4%だった。

同局史上「金曜9時」が54年ぶりにドラマ枠として復活。ムロは同局系ゴールデン・プライム帯(午後7時~同11時)の連ドラ初主演で、平手とは初共演。今作はムロ演じるスター女優を育てた元敏腕芸能マネジャーの主人公・蔵前勉(くらまえ・べん)が、平手演じる超エリートなのにどこかポンコツな天才新人弁護士の天野杏(あまの・あん)に振り回されながら、パラリーガルと呼ばれる専門アシスタントとして奮闘する育成型リーガルエンターテインメント。

▼第5話あらすじ

ある朝、突然腹痛に襲われた蔵前勉(ムロ)は、救急車で病院に搬送されてしまう。痛みをこらえてすぐさま『香澄法律事務所』所長の香澄今日子(戸田恵子)に連絡を取る蔵前。実はその日は、今日子の大事なクライアントとの打ち合わせが入っており、蔵前は多忙な丸屋泰造(酒向芳)に代わって今日子のパラリーガルを務めることになっていた。そこで、今日子は蔵前の代わりに天野杏(平手)にパラリーガルとしてサポートをするよう説得し、杏は渋々承諾した。ほどなく、今日子の大切なクライアントからの紹介でやってきた、上畑亮(林泰文)と妻の順子(田山由起)がやってくる。ボクシングをやっている大学3年の息子・健(嘉島陸)は、日本代表の強化選手に選ばれるほどの逸材だったが、同学年の選手・相羽幸喜(佐久本宝)とのスパーリング中に強いパンチを受けて昏倒(こんとう)し、脳振とうと頸椎(けいつい)捻挫で入院を余儀なくされたのだという。スパーリング中の事故という説明に納得出来ずにいた上畑夫妻は、大学側の安全義務違反を問えるかどうか相談に来たのだ。実は健は、急に大学側から求められて「練習中に事故が起きても大学や相手選手を訴えない」という誓約書にサインしていた。自筆のサインが入った誓約書をひっくり返すのは難しいと考える今日子に対し、杏は「逃げ腰になるのは二流のやり方」と言って、今日子を差し置いて大学側の過失を争おうと提案し…。