ケンドーコバヤシ(ケンコバ=51)主演のCSチャンネル「映画・チャンネルNECO」のドラマ「桃色探訪~伝説の風俗~大崎編」が、12月31日に放送される。このほど取材に応じた。

ケンコバ演じる主人公のサラリーマン、梶山恒夫が己の勘と経験を頼りに極上の風俗を追い求める物語で、各話全てで実在店舗をめぐる。第13弾のテーマは海外などでも人気が高いという、絶頂直前で刺激を止める“ルーインドオーガズム”。相手役に人気セクシー女優の吉高寧々を迎え「経験がない」という快楽の旅に出る。

ケンコバは「今回は若者向けではない」と語り「経験したことがないということは僕もまだ気持ちが若いのかなと思います」と笑った。吉高には腕枕シーンで「収まりがいい」と声をかけられたといい「あの一言だけで満足しました。Yogibo的な感じでしたかね」と喜んだ。

今回は道中で出会う路上詩吟役でインパルス板倉俊之(45)がゲスト出演。ドラマ初共演で、ケンコバは「久々に一緒に仕事しました。楽しかったですね」と振り返った。

同じく撮影後に取材に応じた板倉も「面白かった」とケンコバとの共演を喜び「コントみたいな感じでやらせていただきました。悪ノリしすぎちゃうと時間が押してスタッフさんが迷惑しちゃうかなと思って一生懸命抑えましたね」とにこやかに語った。

撮影期間中には、度重なる交通事故などの影響で活動休止中だった板倉の相方、堤下敦(46)が活動再開を発表した。ケンコバは「(板倉との)撮影が終わって家に帰ったら堤下が復帰発表していて驚きました。暴走自動車役とかあればぜひ」とジョークを飛ばしてラブコールを送った。

また、ケンコバは今後やりたい企画には新宿・歌舞伎町などで社会問題化している売春目的の客待ち「立ちんぼ」を挙げ「僕が手を出して危ない目にあったりして警鐘を鳴らす回にも挑戦したい」と語った。【松尾幸之介】