アイドルシンガー“ななみん”こと、七瀬美菜が1日、日刊スポーツ新聞社(大阪市北区)を訪れ、12月17日に発売予定の新曲「魔法のベル(Silent night)」のPRを行った。

作詞は七瀬が担当。待望のオリジナルクリスマスソングでもあり、「できるだけ多くの皆さんにこの曲を聞いてもらって私のメッセージを届けたい」と力を込めた。

クリスマスソングの代表曲で、七瀬も大好きな松任谷由実の「恋人がサンタクロース」を意識し、歌詞に込めた「誰かを愛せば…誰もがサンタクロース」というフレーズがお気に入り。「ユーミンさんは恋人がサンタさんですが、私は愛する人みんながサンタさんです」と強調した。

アイドルシンガーとしてリアルイベントを目指して全国を飛び回ってきた七瀬だが、コロナで活動は自粛せざるを得ず、厳しい日々を経験した。しかしライブ縮小の代わりに、子供食堂の支援や食材の提供、募金活動のサポートなどで新たな出会いも多く、一昨年11月にオープンした栃木・黒磯の専用スタジオ「七瀬美菜・音楽の家」も含め、活動の幅は確実に拡大している。年末25日には「花火」のタイトルでアニメのミュージックビデオの発売も決定。アイドルシンガーの枠を飛び越えるパフォーマンスだ。

毎年恒例のクリスマスコンサートは、今年12月24日(日)に栃木・宇都宮のホテル・ニューイタヤで開催予定。来年の抱負には「会いに行き続け、愛に生き続ける、をテーマに頑張ります」と宣言。コロナを乗り越えた“ななみん”旋風に期待だ。